「いじめ、かっこ悪い」を世に問う社会派画像漫画。
「轟拳！ 豪雪地帯学園」
俺、亀梨KAZUYA(16)。今日ばかりは先輩の仕打ちに憤ってます。
「俺にそんな趣味ありませんってば！」
「えー？ でもちょっとぐらい興味あるよねー？」
「大体、俺とあんなおっさんが絡んでる画なんか見てて楽しいですか ！？」
「えーと、楽しいとか楽しくないとかよりー」
「なんかー、いろんなことに興味持っちゃう年頃だしー」
「そんなつまらん興味持たんでください！ そもそも俺の意思は！？ 」
「あるかいそんなもん」
「押忍先輩、自分なんだかワクワクしてきたであります」
「ほらほらー、きっと新しい世界が開けちゃうよー？」
「空だって飛べるかもであります」
「飛びたくなんざありません！」
「何だよー、人生の新しいチャンスを踏みにじるような真似してさー （ぷぷぷっ）」
「押忍先輩、こいつ意外とつまんねー奴であります（ぷぷぷっ）」
「楽しいんでしょー！ あんたら絶対本当は楽しいんでしょー！」
二階・第二天 太陽天の間、
突破――。
（つづく）
（２００７年５月２７日公開）
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