豪雪地帯酒店漫画

「魁! 豪雪地帯学園編」

第10話



青空に響け! 僕らの青春賛歌、
「胸騒ぎの豪雪地帯学園」 



第二事業部は、ついに二階・第二天 太陽天の間を突破したのだ! 

そして…、




 



「…くん、亀梨くんってば」
「え、え?」 



「それで教材を予備室に運びたいんだけど、いいかな?」
「あ、ああ、委員長。いいぜ、手伝うよ」 



「ごめんねー、重くない? さすが男の子だねー」

「んー、まあな。鍛えてるしさ」



「あのさ…亀梨くんって、好きな子、いるん…だよね」
「え?」



「わ、私が彼女候補に立候補したりしたら…
その、横恋慕になっちゃう…かな、かな?」
「い、委員長…」 




 



「うおー委員長ぉーーーっ!
そんなこと言われちまったら情熱が抑えきれねえーっ!
あああっ! ああああっ!!」 

「――ふっふっふっ、愚かな第二事業部部員め。
相手が恐竜さんとも気付かずたぎる情熱をバーストさせておるわ」 



「この三階・第三天 恒星天の間の用心棒、
無限幻夜のメリーウィドゥの幻覚に堕ちてな!」 

「俺、前々から委員長のことをこいつはいいロリだぜーって 思ってたんだ!」 



解説しよう!
無限幻夜のメリーウィドゥの幻覚攻撃を受けると、
詳しい理屈は良くわからないがとにかく脳天がアッパラパー になるのだ! 



「俺、いつも委員長のニーソックスとスカートの間の絶対領域を
あーしようこーしようと思い描いてうおおおおおーっ!」 

「ふっふっふ、すっかり女性の敵と堕落したか。
夢中で腰を振り回してるうちにバキューンってとどめを 刺してくれるわ」 



「させるか!
このケツでか女!」 

「ふぎゅー」 



「だ、第二事業部!
馬鹿な、お前たちも私の幻覚攻撃をモロ直撃喰らったはず!?」 

「ケッ、日頃から現実に眼を背けて生きている第二事業部に、
夢だの幻だのなんて攻撃が今さら通用するか!」 



「とりあえず総員タコ殴りだ! 犯っちまえ!」
「いやーーーっ! おかあさーーーんっ!!」 

「このつるぺたが! つるぺたはにゃーんが! あぁああぁあっ!! 」 

三階・第三天 恒星天の間、突破――。
(まだつづく!) 

(2007年6月3日公開)

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